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AIの現在地
2026年9月中旬のAIは、モデルの外側——ハーネスと資本構造——が現在地を決める局面にある。GPT-6 AstraはOpenAIのPreparedness Framework上で初めて「Critical」区分のサイバーセキュリティ能力に到達したと公式確認された一方、同じモデルのARC-AGI-3スコアは標準ハーネスで62.7%・プロバイダ製アダプタハーネスで99.9%に割れ、2026-09-13にはそのハーネス自体がCodex由来の「Agents API」としてパブリックベータで外部に開かれた。能力の側では、人間の技術的助言なしに得られた成果が暗号(HAWKの脆弱性発見とNIST標準化競技からの正式撤退)から純粋数学(ナビエ・ストークス方程式の強制項付き変種、Lean形式検証の完了は2026-09-06)・自社インフラ最適化(サービングコスト20%削減)・合成ファージ設計(285件中16件)まで広がり、他方で270億パラメータのQwen3.8-27Bが753BクラスのGLM-5.2を52点対51点(2026-08-18時点)で上回るなど、パラメータ規模と指標上の知能の比例は崩れている。実装では点検の単位が軌跡に移り、Anthropicが約4.81億件のトランスクリプトを遡及スキャンしMETRと独立調査契約を結んだ。供給では分散がチップの購入先を越えて資本構造にまで及び(AMDのAnthropicへの最大50億ドル出資、OpenAIの自社建設「Project Camellia」3.2ギガワット、資産運用大手6社との500億ドル超は覚書段階)、統治では8月7日の予防的な一時停止が9月のCritical到達確定に先回りした一方、Anthropic対国防総省では司法の違法認定(8月27日)と行政上の指定維持(9月4日時点)が並存している。
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